もうひとつの本棚(侍日誌)
瀕死の中年親父による癒しと感動日記(心ピカピカですか?)
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海と毒薬(遠藤周作)
2012-11-29 (木) 23:38 | 編集
大東亜戦争末期、九州の病院で起こったアメリカ人捕虜の生体解剖を
モチーフに日本人とは何か?良心とは何か?を問いかける

引越しで勝呂医師の患者となった気胸の持病を持つ『私』は当時の新聞記事から事件について知る。
解剖に立ち会った医局員は12名、主任教授はまもなく自殺し、主だった被告はそれぞれ重い罰を受けていたが、3人の医局員だけが懲役2年で済んでおり、勝呂医師はその中の一人だった。
海と毒薬 (新潮文庫)海と毒薬 (新潮文庫)
(1960/07/15)
遠藤 周作

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第二章『裁かれる人々』では3名の医局員が何故この事件に関わったのか、それぞれの内面から照らし、関与するに至る心の動きを浮き彫りにしている。
心身が傷つき、次第に深まる絶望感、生への諦めを感じる者の健やかなる者に対する嫉妬、羨望、生理的な反発
良心の希薄さ、罪の意識の欠如は希なるものの特質なのか
健全な良心を持つものが、無意識のうちに罪に加担することは非日常的なことなのか

そもそも人間は何に対して罪を感じるべきなのか
戦場では殺人は許されるし、飲酒や徴兵、堕胎など法律、宗教、文化により善も悪も違う
一体護るべきものは、何なのだろうか
思索の森は深くなる


椎名林檎-罪と罰
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